Wink up 1月号 (H30.12月)

 

寝巻き男子<第44回>

ダンスに歌、MC、コントまでこなす関西のエンターテイナー。

その裏にある優しくて柔らかい、繊細な素顔。

 

向井康二

 

俺も入所当時は兄弟のユニットやったから、今の伊藤兄弟を見てると懐かしい気持ちになるな。みんな弟の篤志をかわいがるから、オレはお兄ちゃんの翔真をかわいがってるねん。上の子もちゃんとかまってあげないとね。オレは弟やったし、性格的にも甘えんぼやったけどらジャニーズWESTさんがデビューしたあたりで意識はだいぶ変わったと思う。特にそれを感じたのは2015年の『少年たち〜』のとき。自分たちがメインになって、あの時の熱量はヤバかった。俺と(西畑)大吾でちょっと背負いすぎちゃった面もあったけどね。やりきったことで自信もついたし、新生関西Jr.としていい方向へ進めたかなって。あの『少年たち〜』は今でも俺の中でNo.1やと思ってるねん。

    (平野)紫耀がグループに入ってきたときは、ゆかいな仲間って感じやった(笑)。パァ〜って東京へ行って活動しだしたときスゴイ!って感じやったし。っぱりめちゃくちゃおもろいねん(笑)。直接言うとかはないけど、心の中で「がんばれ!」って思ってる。

    なにわ男子ができたことは、関西Jr.にとってもいいことやと思ってる。メディアが注目してくれて、それで関西Jr.を知ってくれるわけやん。うれしいよね。もちろん、最初に聞いたときは「オレは?」ってなったよ。〝そうなんや、オレおらんのか…〟って、がんばってきたのになんでやって思って、正直泣いたけど、そのあと社長と話してちゃんと納得できたよ。選ばれなかったのにはちゃんと理由がある、見てくれてる人がおるから前向いてがんばろうって。オレ、なにわ男子がいろいろ言われてるのがイヤやねん。同じ関西Jr.やし、みんなでがんばっていきたい。

    というわけて、オレは康二+ポジティブのコジティブ!それはファンのみなさんがいるからやと思う。ファンの方、熱いんですよ。いつまでも最強の味方でいてくれて、ほんまに愛おしい存在。そと今年『滝沢歌舞伎〜』に出させてもらえて、人生変わったと思ってる。ガマン強くなったし、精神的にも成長できて、そこはほんまに、滝沢(秀明)くんに感謝してますね。経験できてよかった。舞台『三婆』の話も『歌舞伎〜』中に聞いて。わからんことはなんでも聞いて、とにかく前を向いてやるしかない!って気持ちやね。

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